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光の布置、そして真知へのいざない

いつでも、どこでも、誰にでも言える真理とは?

これは、古くから人類が取り組んできた根本的な問い。この問いに真摯に向き合う中で、知は発展し、様々な領域が解明されました。

そして、多くのひらめきは、私たちの日常を、暮らしを、人生を、豊かなものへと押し上げてきました。

このことは、知の到達を表しているのでしょうか。

いや、そうとは言えません。というのも、未だ解明されていない唯一の世界があるからです。

それは、現代に残された真知、深遠な神秘、ただひとつ許された世界。

その世界とは「美」

永遠の時を人が生きていくために、必要な美

「美」は、今日明日を生きていくうえで不可欠なものではありません。それにも関わらず「美」はいつの時代も人を魅了し、また、人はいつの時代も「美」を探求することで文化を継承してきました。

人を魅了しつづける「美」とは何でしょうか。美とは、

芸術作品や自然の美しさのように、感覚的なものなのでしょうか。
有徳な人の心や生き様のように、精神的なものなのでしょうか。
数式のように、ある種の解法なのでしょうか。

どれも一理あるようで、核心をついていない感じがするのではないでしょうか。

知りたいのに分からない。

だからこそ、人は「知っている自分」「分かる自分」になるために芸術に触れたくなる。誰かが言った「美」を信じたくなる……。

こういった潮流は、昨今の教養ブームやアートブームにも見て取れます。時代を超えて人を惹きつけるものの正体を知りたい。そして「確かなもの」を掴んだ手応えが欲しい……。

ここで質問です。果たして「確かなもの」は知識や誰かの言葉で手に入れることができるのでしょうか。話を進める前に、少しご自身で考えてみてください。

仮に「そうである」としたら、それは美とはかけ離れた、ただの「作り物」に過ぎません。

時代と価値観を超え、人を魅了するものの片影を目指すには、知識や誰かの言葉を求める思考そのものを見直す必要があります。

知識や私論を求める思考から脱却し、絶対に掴みきれないものを、掴もうとし続けることに向き合うこと。

では、どうすれば掴もうとし続けることに向き合えるのか。

それこそが、美学です。

美学とは、芸術論でも芸術分析でもない「美の哲学」

東京美学倶楽部 瀬戸内支部について

新たに何かを学び始めるにあたって、あなたはまず何をしますか。

どんなに努力を重ねても、最初の一歩を間違えるとあらぬ方向に進みます。「何を」「どのように」「誰から」学ぶのかは、非常に重要なこと。

いわば、時間という命のカケラをかけた分かれ道。

ましてや、超情報化社会の現代において、巷に溢れるあまたの学びの中から、本当に必要なものを一人で探し出すのは難しいでしょう。

人生の貴重な時間とお金をたくさん費やして、しばらくしたらまた別の学びに風のごとく変わる。そのような場面をたくさん見てまいりました。

残念ながら、普通の人は「美」に一人で辿り着くことはできません。でも、美を一人でも多くの人にお届けしたい、一人でも多くの人と守りたい。

そのような想いから、人文知を守り、伝え、探究する場として、「東京美学倶楽部 瀬戸内支部」を設立いたしました。

瀬戸内支部は、完全会員制のプライベートサロンです。

東京官学支援機構とは

「東京美学倶楽部 瀬戸内支部」の母体であり、哲学や美学に代表される人文知の研究に関わる公的機関、中央官庁所管の行政法人、公益法人、国立大学法人等の活動を支援しています。

「国とともに、人文知を守る」という理念の下、メタアカデミズムへの支援を志向する有志が集う事業団体です。

また、メタ領域の人文知に特化したデータベース構築、通信メディアや出版の企画など様々な活動も展開。「東京美学倶楽部」は当機関が運営する人文知普及推進活動の一環です。

美学倶楽部へのご招待

古代より異才が追い続けた真理とは何か。
日本の地で示された美とは何か。
その先へとつづく唯一の扉とは何か。

日本において美学は、まだほとんど研究されていません。しかし、必要ないわけではありません。

そこで、この度瀬戸内支部の活動を知っていただくための体験講座を開催いたします。

詳細は無料メールマガジンにてご案内しております。御関心をお持ちいただいた方は、以下のフォームよりご登録ください。

「東京美学倶楽部 瀬戸内支部」で、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

主宰者

渕山 紗衣 SAE FUCHIYAMA

■東京官学支援機構  理事
■東京美学倶楽部  上席研究員  瀬戸内支部長

現代自己啓発の理論的背景である実存主義に加え、現代思想と東洋思想を学ぶ。

東京官学支援機構 TOKYO DOCUMENT MUSEUM

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